愛知大学国際中国学研究センター

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団体名 愛知大学国際中国学研究センター
略称・通称
設立年月日 2002年10月1日
組織HP https://iccs.aichi-u.ac.jp/
組織代表 李 春利
組織代表読み り しゅんり
郵便番号・事務局住所 〒 453 - 8777
愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60番6
事務局電話 052 - 564 - 6120
事務局メールアドレス coe-iccs@ml.aichi-u.ac.jp
組織概要

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター (International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動をおこなっています。また、海外の大学・研究機関とも提携し、相互に遠隔多方向のコミュニケーション・システム(Remote Multilateral Communication System:略称RMCS)を形成して、世界の国際化する現代中国の研究推進及び高等教育機関としての国際的ネットワークを共同構築し、その拠点となる ことを目指しています。

現在、中国人民大学(北京市)と南開大学(天津市)の2大学内にはICCS中国研究教育拠点(サブ・センター)を設置していますが、このように、将来的には、さらに拡大することを視野にいれています。教育システムの面では、ICCSとサブセンターとの間でRMCSの利用を通じて中国研究科博士後期課 程での二重学位(dual degree)制を2004年4月より実施し、日中2大学別々の博士学位の取得が可能となる教育システムを構築しました。

研究面では、同じくRMCSを駆使して内外の提携大学・研究機関の研究者の参加を得て、随時、専門分野ごとの研究会やワーキングショップ、研究会単位のシンポジウムを開催すると同時に、各分野を統合する国際シンポジウムを年1回開催しています。

ICCS研究事業の究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。

主な活動

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 研究事業の究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を続けることにあります。その目標実現のため、政治・外交、経済・環境、文化・社会の3つの研究班を組織し、国内外の研究者が参集する国際規模の共同研究をおこなっています。「現代中国学」の方法的構築という枠組みを基幹として、その応用・発展分野である現代中国の多様な海外展開の動向を研究する「国際中国研究」へと活動の発展も模索されています。

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 ◇政治・外交研究班

 ◇経済・環境研究班

 ◇文化・社会研究班

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■ 若手人材育成・支援

(1)研究員制度

優れた若手研究者(ポスドク)の採用により、ICCSの研究活動の更なる活発化を目的とし、研究員制度を実施しています。毎年2~3名を採用。研究員は、所長および各研究部会主査と協力し、拠点形成の推進に必要な研究をおこなうほか、RAを統括し、研究会活動の運営をおこなっています。

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(2)リサーチ・アシスタント(RA)制度

ICCSの研究活動の円滑化ならびに若手研究者の育成を目的にRA制度を実施しています。本学または他大学大学院博士課程在学生の若手研究者を対象として公募。ICCSが組織する研究部会に分属し、各研究部会主査の指示の下、研究補助および研究会運営補助等の業務をおこなっています。

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(3)若手研究者研究助成制度

大学院生の自発的な研究活動の促進を目的に若手研究者研究助成制度を実施しています。本制度は、大学院中国研究科博士後期課程在学生および同修了者、満期退学者を対象に公募しています。

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(4)中国2大学との二重学位制度(Dual Degree Program)

中国研究に関する大学院教育の国際化と若手研究者の国際的視野育成のため、若手人材育成事業の一環として、大学院中国研究科との連携により日中2大学の博士学位取得を目指す「二重学位制度」を実施しています。国際カリキュラムによる日中間でのリアルタイムの国際遠隔講義、研究指導、1年間のキャンパス移動を通じた人材育成プログラムを展開しています。2007年度からは修士課程でも実施しています。

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■研究成果

研究成果の社会還元を目的として、これまで叢書「現代中国学の構築に向けて」シリーズ(全5巻)、英文書籍&ldquo;New Challenges and Perspectives of Modern Chinese Studies&rdquo;をはじめ、2014年には、「現代中国地域研究推進事業」においてこれまで推進してきました研究課題「日中関係変化の構造的変容に関する実証的研究」の研究成果として『中国社会の基層変化と日中関係の変容』を刊行いたしました。2017年度には2016年度に終了したNIHU現代中国地域研究の成果として、『新次元の日中関係』を刊行するなど、多くの研究報告書を刊行しています。

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■現代中国研究総合データベース

ICCSの研究・若手研究者育成事業を支えるため、愛知大学が所蔵する貴重な学術資料や研究成果を集積したデータベースを構築しています。現在、東亜同文書院が刊行した『支那経済全書』、『支那省別全誌』、『新修支那省別全誌』計39巻をデータベース化した「東亜同文書院中国調査誌データベース」、戦前の画像資料として貴重な「中国戦前絵葉書データベース」、ICCSが刊行した全ての報告書を集めた「研究成果データベース」などを公開しています。これらはいずれもICCSホームページから閲覧できます。

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■ICCS現代中国学ジャーナル

国内外の中国研究者に研究成果公表の場を提供し、あわせて若手研究者の発掘と育成を目的として、使用言語自由の電子ジャーナル「ICCS現代中国学ジャーナル」(査読あり、年2回)を発行しています。現代中国の政治、経済、文化、社会、環境に関する論文の投稿を随時受付けています。

 

■在中国研究教育拠点(サブセンター)

中国現地の研究教育拠点として、南開大学(中国・天津市)と中国人民大学(中国・北京市)に在中国研究教育拠点(サブ・センター)を設置しています。

国際テレビ会議システムを利用した国際研究会や大学院中国研究科「二重学位制」(Dual Degree Program)での国際遠隔講義等に利用されています。

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■国際連携

世界の現代中国研究推進のため、国際的な学術ネットワークを共同構築し、そのハブステーションとなることを目指し、世界の主要大学・研究機関との間で積極的な国際連携事業を展開しています。

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